EstucoWall(エスタコウォール)は、日本の気候や住宅事情に適応するように独自の製法で生み出されたヨーロッパ生まれの塗り壁材です。スペインの小さな町で出会った素晴らしい素材は、数年かけて進化を遂げ、いまでは多くの工務店や左官業者、設計事務所に選ばれるプロ仕様の塗り壁材となりました。

弊社プロホーム大台の注文住宅はもちろん、現在では300社以上のプロフェッショナルに採用され、日本全国でシェアを拡大しています。

また多くの業者様にご要望をいただき、定期的に勉強会を実施しています。北は青森から南は沖縄まで、全国から各分野のプロフェッショナルにお集まりいただき、エスタコウォールの輪を広げています。

 

プロに選ばれる理由

ではなぜエスタコウォールは全国のプロフェッショナルに選ばれ続けているのでしょうか?ここからはエスタコウォールが選ばれる理由について解説させていただきます。

塗りやすさ

エスタコウォールの良さとしてまずあげられるのが塗りやすさです。

エスタコウォールはコテ滑りが良く塗りやすいため「塗っていて楽しい」「作業効率が大幅に上がった」とのお声を頂いています。

そもそもヨーロッパ漆喰は、質感の良さや優れた吸放湿性能から注目されてきたものの、粘りが強く塗りにくいという欠点がありました。そこでエスタコウォールはヨーロッパ漆喰の良さである成分はそのままに、配合量を調整することで、日本人が塗りやすいように開発されました。何度も何度もスペインに通ってみつけだしたこだわりの配合なのです。

独特の質感

 

みなさんが声を揃えてご評価いただくポイントのひとつが独特の「質感」です。スペイン生まれのエスタコウォールには『ピカっとしたツヤ』がありません。

「ツヤがないっていいことなの?」と思われる方もいるかと思いますが、比較的お値段が安い塗り壁材には、ツナギとなる繊維質や接着剤としての化学樹脂が多く含まれており、その含有物が『ピカっとしたツヤ』となっているケースが多いようです。

一方で、エスタコウォールはヨーロッパの大地で採掘された良質な大理石(石灰石)が主原料となっている自然素材のため、ツヤはあまりなく独特の風合いを持っています。その重厚さや高級感がプロに選ばれるひとつの要因となっているのです。

下地処理の少なさ

一般的な塗り壁材の多くは下地処理を必要とします。下地処理とは壁を美しく仕上げるための下準備を意味します。女性のお化粧で言うとファンデーションを塗る前に毛穴やシミをケアするコンシーラーや下地材を塗るイメージですね。

下地処理をすることで塗り壁をする素地の継ぎ目を平滑にしたり、吸水性を調整して色むらや壁の浮きを防いだりしていきます。具体的には素地を平滑にする処理を「パテ処理」、塗り壁材を素地に密着させたり密着度を高めたりする処理を「シーラー処理」と呼びます。

エスタコウォールは、収縮率が極めて低いため、下地処理を大幅に減らすことが可能です。特に新築物件などに使われる「プラスターボード」や「石膏ボード」であれば、パテ処理・シーラー処理不要の一発塗りが可能です。

 

まとめ

エスタコウォールは「本物の住宅をお客様に提供したい」という想いから約10年前に開発された商品です。

当時はアクリル樹脂など化学物質が多く配合された塗り壁材が多かったため、経年劣化で色が変色してしまう・・健康面で安心できない・・など様々な課題がありました。そのような課題をクリアできる本物の塗り壁材をみつけるため日本国内を探して回りましたが結局納得できるものを見つけることが出来ず、とうとうヨーロッパへと旅立ちました。

そこで出会った塗り壁材がいまのエスタコウォールのもととなるスペイン漆喰だったのです。古くから世界で最も美しく強度のある大理石が産出されることで知られる町アンダルシア州「マカエル」。その小さな町での美しいスペイン漆喰との出会いがいまのエスタコウォールへとつながっています。

プロフェッショナルに選ばれる塗り壁材「エスタコウォール」はこれからも進化を続けていきます。